鈴木巌青

 


鈴木 巌青(すずき いわお)
主に鉛筆、水彩、日本画で生き物や古生物を描いています。

略歴

2016年 公立高校美術科(主専攻日本画、副専攻陶芸)卒業
2024年 東京藝術大学 美術学部 絵画科日本画専攻卒業、教育職員免許 美術高等学校教諭 一種取得

人物と制作について

あまり自分について語ることが無いので幼少期の話をします。
幼少期は恐竜・虫・爬虫類その他生き物、空想の生き物に興味を持ち、虫取りや飼育、生き物の観察をしていました。ポケット図鑑をボロボロになるほど読み返し、ページが取れてしまったらセロハンテープで修復をしながら図鑑でしか見たことのない生き物に思いを馳せていました。

制作については生き物の造形や生き様、命の循環を題材にしながら生命の美しさ、自然への畏怖、いつかは消えてしまう命への祈りを表現しています。
自分にとってのスケッチ・写生などの素描は命の輪郭をなぞることだと思っています。モチーフとなる生き物に敬意を持ち、描かせていただいているという気持ちを忘れないようにしています。

今までしたスケッチのほんの一部

伊藤先生との出会い

生き物を観察するうちに生き物の生態や体の構造に興味を持つようになり、絵を描く時にもまず生態や仕草、体の構造を調べてから描くようになりました。
また、長いブランクの末また恐竜に興味が湧き描きたいと思うようになり、解像度や説得力を高めるため骨・筋肉の構造や現生の生き物を調べるようになりました。

そして2022年に描いた「冠宝守竜図」をきっかけに伊藤先生と知り合い、美術解剖学をはじめいろいろな生き物や美術解剖学の知識を教えていただきました。
新宿の地下道を歩きながらいろいろ話をしていたら唐突に伊藤先生から「弟子になる気はないか?」と言われそんなに気軽になってよいものか…とビックリしましたが伊藤先生の元で知識を増やしたいと思い、1番目の弟子となりました。

日本画でシチパチを描いた「冠宝守竜図」

自分は美術から入ったため他の弟子の皆さんより知識が少なく頭も弱いですが、伊藤先生の弟子として一人前になれるよう努力します。

“骨の伊藤”の弟子たち(自己紹介)

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