サルタサウルスの卵
サルタサウルスは白亜紀後期にいた竜脚類です。名前にもついているサルタは化石が見つかったアルゼンチンのサルタ州に因んでいます。
全身を1センチに満たない皮骨と、12センチほどの骨板で装甲していました。
表面はゴツゴツとしていてよく見る卵とは違います。そして断面をよく見てみると…
実はこれ、鶏の卵にも同じ構造があります。
卵の殻には大部分に硬い「卵殻」があり、その卵殻の上4分の3に「海綿状層」と呼ばれる柱状節理ないし霜柱のような構造があります。海綿状層の間には「気孔」と呼ばれる隙間があり、ここから空気を取り入れて中の子供が窒息しないようになっているのです。そして卵殻の下にはもう一つ層があり、ここは「卵殻膜」と呼ばれるものです。
もう一度サルタサウルスの卵の断面をよくみると…
層になっています!この時代の卵にも現在の鶏卵と同じ構造があるとは驚きです。
エピオルニスの卵
ありました!サルタサウルスの卵よりも薄いのでわかりづらいですが、確かに層になっています!
鳥なのでこの構造があるのは分かっていましたが、見つけると感動しますね。
まとめ
あまり今まで卵化石には興味がなかったのですが、今回直に触れて観察してみて現代の卵の構造がサルタサウルスの時代から獲得されていたことを知るきっかけになりました。
触れる、興味を持つということは自分の視野・世界を広げる事につかなるのだなぁと改めて思いました。
余談
恐竜の卵といえばオヴィラプトル、マイアサウラなどを思い浮かべる人は多いと思います。私の大好きなオヴィラプトルの卵化石は諸事情で手に入れられないのでとても残念です…
ちなみにオヴィラプトルの卵は深緑っぽい色らしいということが研究でわかったようですが、本当でしょうかね…?
明るいところに巣を作る鳥の卵は白っぽい色、森の中など暗いところにに巣を作る鳥の卵は暗い色の傾向らしいのですが、そうするとオヴィラプトルは影になるような場所で卵を産んでいたのでしょうか…?











0 件のコメント:
コメントを投稿