【プレビュー、池袋】カネゴン三葉虫見参!

2025-12-20

Sayaka🦕 イベント

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2025年12月11日。

昨年に続き今年も東京ミネラルショーの内覧会に招待していただきました。
当日の成果(戦利品)について書きたいと思います。

購入標本

アサフス コワレウスキー

Asaphus kowalewskii
いろいろな博物館で見かけることの多い三葉虫。
いつか入手したいと思っていました。
しかし、東京ミネラルショーでは年々数が減ってきているような気がして…

勢いで購入しました。

Asaphus kowalewskii の伸びた眼
カネゴンのように伸びた眼が印象的です。
「眼」が面白い三葉虫には Erbenochile がいますが索敵時の見え方の違いなど、想像が膨らみます。

戦利品報告会では「カネゴンっぽい」というところからkasaneさんとの話も広がったのですが…

カネゴンについても調べてみると1万m先が見通せるとか煙が出るとか、眼のギミックがモリモリな怪獣なんだなぁと思った次第です。

Asaphus kowalewskii の体節
余談はさておき、なかなか美しい標本です。
体節は8つあるのが確認できます。
Asaphus kowalewskii の尾板
尾板も大きく、アサフス目の特徴とされている部分が良くわかります。

ケラタルゲスの一種

Ceratarges sp.
トゲトゲ三葉虫をコレクションに迎え入れました。
何が良いかと言うと“spine on spine”。

トゲの上には小さなトゲが並んでいます。
某オークション等でもspine on spineがよく残ったものはあまり見かけることがなかったので、これは嬉しい出逢いです。

Ceratarges sp.の眼
眼は細長く、Asaphus kowalewskii ほどではないにしても存在感があります。
側面から撮影した Ceratarges sp.
少し反った姿勢がこの標本の立体感、躍動感を際立たせているようにも思います。

展示

特別企画展 海で進化したヘビの不思議
今年の展示テーマはヘビでした。

ティタノボアは近くで観ると大きさに驚きます。
ウロコが残っている化石の他、ミイラ化石などの面白い標本も展示されていました。
ティタノボア 復元骨格
ウロコまで残っているクサリヘビ科の実物化石
方解石で覆われたミイラ化石(実物化石)

まとめ

今年は巳年ということで、ヘビ化石を観て年始を迎えました。

群馬県立自然史博物館の干支展示(2025年巳年バージョン)
そして東京ミネラルショーでもヘビがテーマとなっていて、年の瀬もまたヘビで締めくくることができそうです。

購入標本としては未所持だったアサフス目がコレクションに加わりました。
完成を目指している「Sayakaコレクション100」に幅が生まれました。

今年の東京ミネラルショーも良い収穫がありました。

今回の三葉虫たち
昨年に引き続きご招待してくださったジョージさんに感謝です。
ありがとうございました。

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